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どうも皆さん、はりおうです。
今回は、Reebok Instapumpfury OG MU“香港帰還”が、6/12に発売ということなので紹介したいと思います。
【Reebok Instapumpfury OG MU(リーボック インスタポンプ フューリー)“香港帰還”が6/12に発売】
1997年、イギリスの植民地だった香港が中国に返還されたという歴史的な出来事を称えたInstapumpfury OG MU 通称「HONG KONG HANDOVER(香港返還)」1997足限定モデルが、2014年以来2度目の復刻を果たす。
中華人民共和国の国旗『五星紅旗』をカラーリングのモチーフにしている。発売当時は1997足限定と希少性が高かった為、世界中のスニーカーフリークから高い人気を集めた。
本来は後期型と呼ばれるフォルムで発売されたモデルだが、2014年の復刻版同様に前期型を採用しており、1994年発売当時のInstapumpfuryの前期型フォルムに香港返還カラーを落とし込んだスペシャルモデルとなっている。
■1997年に発売されたモデルは後期型
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■2014年の復刻版は前期型を採用
比較してみると細部に違いが多数見受けられる。
2020年6月12日よりリーボック クラシック取扱店にて発売予定。
価格:19,800円(税込)
現在一部のオンラインショップにて先行予約受付中。
【Instapumpfuryと鬼才スティーブン・スミス】
Instapumpfuryの生みの親である鬼才“スティーブン・スミス”はこう語った。
「世の中に存在しないデザインを生み出したい」
スティーブン・スミスの手掛けた未来的なデザインは、“ハイテクスニーカーブーム”を象徴する伝説的なスニーカー“Instapumpfury”を生み出した。
“25周年”を迎えた2019年には、発売当時に半年だけ生産された幻の“プロトタイプ”や、adidasが生み出した独自のテクノロジー“BOOST”素材を組み合わせたハイブリッドモデル”INSTAPUMP FURY BOOST”がローンチするなど、現代のスニーカーシーンで唯一無二の存在感を放ち続ける。
【なぜ今香港帰還モデルを復刻したのか?】
香港返還・香港主権移譲は、1997年7月1日に、香港の主権がイギリスから中華人民共和国へ返還、移譲された出来事があった。
それを記念したのがInstapumpfury“香港帰還”モデルなのである。
そして今回6/12に“香港帰還”モデルが復刻が決まる前にこんな出来事があった。
5月28日に共産主義中国の全人代で香港「国家安全法」制定方針が採択されたのである。
この「国家安全法」の何が危ないかというと…
「国家政権、主権、統一および領土保全、人民の福祉、経済社会の持続可能な発展、その他の国家の重大な利益に危険がなく、内外の脅威に侵されない状態」その上で、「売国、国家分裂、扇動反乱、政権の転覆および転覆を扇動するあらゆる行為、国家機密の窃取および漏えい、国外勢力による浸透・破壊・転覆・分裂活動を、防止・制止・処罰する」としている。
この上記内容が可決されたので、香港でのデモや集会、天安門事件の追悼などは、今後は国家安全法に触れる内容となるので、堂々と逮捕、起訴等が出来るようになるのです。
日本でいう言論の自由が無くってしまうイメージですかね。
政権批判や国家の意図にそぐわない発言や行為も、法的に禁止されますので、香港の自由を大きく侵害する法案と言えるでしょう。
勿論、それに対して、米国、カナダ、オーストラリア、イギリスの4カ国は共同声明で、「この法案が「自由の砦として繁栄してきた香港の自由を脅かすもの」だと批判を発表しました。
そんな中、イギリスのジョンソン首相は、中国政府が香港に国家安全法を導入した場合、香港市民およそ290万人がイギリスの市民権を取得できるようにすると表明しました。
対象者は、1997年の中国返還前に香港に住んでいた市民も含む、およそ290万人が対象となっており、香港の危機的ピンチにイギリスが思い腰をあげたのである。
今まさに香港は大きな変化が訪れようとしている大事な時期であることは間違いない。
Reebokが発売予定のInstapumpfury“香港帰還”モデルには、香港に対するエールや、香港が直面している問題を一緒に考えてもらう為のキッカケになればという思いが込められているのではないかと、私は推測している。
今回は、Reebok Instapumpfury OG MU(リーボック インスタポンプ フューリー)“香港帰還”を発売情報とともに紹介させていただきました。
次回もお楽しみに!
ではでは!
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