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【Carhartt(カーハート)とは】
【歴史】
■1882年
ハミルトン・カーハートは27歳の時に、最初のビジネスとなる衣料品の卸売業をスタート。
■1884年
家具や手袋の卸業会社「ハミルトン・カーハート&カンパニー」を米国ミシガン州デトロイトに設立。
■1889年
ハミルトン・カーハートはデトロイトの労働者に向けたワークウェアを製造することを決意し、社名を「ハミルトン・カーハート・マニュファクチュア」後、4台のミシンと5人の従業員でワークウェアの生産をスタートさせる。
最初のプロダクトとして丈夫なダック地とデニムで作られた「オーバーオール」が誕生した。
■1910年
社名を「ハミルトン・カーハート・コットンミルズ」へと変更。
当時”カー”と呼ばれていた路面電車と、ミシガン州を含むアメリカ合衆国中西部”ハートランド”をブランドの名に掛け、通称「ハートマーク」と呼ばれるロゴを使用していた。
■1923年
ブランドの象徴的なアイテムであるブラウンのダック地を使用したカバーオールを発表。
■1920年代〜1930年代
綿花恐慌と経済恐慌のあおりを受けることになり業務縮小する。
■1937年
創設者のハミルトン・カーハートは妻とともに交通事故により他界(享年82歳)。
■1940年代
第二次世界大戦の影響による物資統制が実施され、Carharttの製品にもリベットを用いないアイテムや、ロゴ刻印のない月桂樹柄ボタンを使用したアイテムなどが販売された。
■1966年
現在世界中で広く認識されている、通称「Cロゴ」をブランド・ロゴとして発表する。
■1971年
ジーンズの製造を開始する。
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■1990年
タフでリーズナブルなCarharttのアイテムがHIP HOPアーティストに受け入れられ、ストリートウェアの代表的ブランドとして認知されるようになる。
■1997年
ヨーロッパ発のカジュアル・ウェア・ライン“Carhartt WIP”をスタート。
【ロゴ】
カーハートのロゴ
ロゴは「コルヌコピア(豊穣の角)」がモチーフ。豊かさを象徴するシンボルであり、労働者を支えてきたカーハートの想いが汲み取れる。
モデルとなった『コルヌコピア(豊穣の角)』
出典:wikipedia
コルヌコピア(Cornucopia)、コルヌー・コーピアエ(ラテン語: Cornū Cōpiae)とは、古代ギリシア・ローマ世界において、食べ物と豊かさの象徴として用いられた角のイメージ。その起源は紀元前5世紀に遡る。コルヌ・コピア、コーニュコピアとも。 豊穣の角、アマルテイアの角、収穫の円錐とも呼ばれる。
ギリシア神話によれば、アマルテイアはゼウスをヤギの乳で育てたという。 返礼にゼウスはアマルテイアに羊の角を与えた。 角には、持ち主に望みのものを与える力があった。 ここからコルヌコピアの伝説が生まれた。出典:wikipedia
【brown duck(ブラウンダック)】
brown duck(ブラウンダック)とは、カーハートの伝統素材である。
ダックとは、太い糸を密に織り込んだ平織りの生地のことであり、耐久性が非常に優れている事が特徴である。
そのダックをカーハート流に、赤みを帯びたブラウンに染上げたものがブラウンダックである。
はじめは非常に硬く身動きがし難いダック生地だが、使い込んで行くことで生地が柔らかくなっていき身動きし安くなる。
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価格:20,304円 |
今回はCarharttを紹介させていただきました。
次回もお楽しみに!
ではでは!
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