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どうも皆さん、はりおうです。
今回はLewis Leathers(ルイスレザー)について紹介しようと思います。
【Lewis Leathers(ルイスレザー)とは】
ルイスレザーは、最も古いモーターサイクルジャケットのブランドと言われており、創業は1892年にイギリスで誕生し、レザージャケットのトップに君臨していると言っても過言ではありません。勿論、日本人だけでなく世界中で人気があり、歌手やアーティスト、多くの著名人も着用している。
【歴史】
■1892年
Dルイスによって、「Dルイス・リミテッド」の名でイギリスで創業開始。
意外かと思われますが、創業当初はレザー専門ではなく洋服の仕立てや防護服の製造、販売をしていました。
■1926年
バイク、航空産業が目まぐるしく発展し、高速で移動することが可能となりました。しかし、高速移動の際に発生する風のせいで、凍えるような極寒のなかで操縦しなければならない背景があり、防寒着の重要が高まって来ました。
ルイスレザーは、そこに着目しモーターサイクルレース用、フライト用のレザージャケットの製作に取り掛かりました。
■1929年
レザージャケットの製造販売が功を奏し、企業を法人化することになります。
■1930年代
飛行用衣服としてブランド「AVIAKIT」を発表。
■1950年
ワークウェアとしてのイメージが強かったレザージャケットのイメージを払拭させる為、当時では珍しいカジュアルなレザージャケットを新たに加え、マーケットを広げる経営戦略を打ち出す。
マーケットを広げる経営戦略は成功し、見事イギリス国内でトップの衣類企業となりました。
■1950年代後半
軍用機の多くがプロペラ機からジェット機に移行するに従って飛行高度も高くなった。
飛行高度が上がると、これまでのレザージャケットでは、水分が付着すると氷結し動きにくくなる為、革製フライトジャケットから、ナイロン製のフライトジャケット(ma-1)に需要が高まっていった。
ma-1が普及すると、レザー製の飛行服の取り扱いが徐々に減っていきましたが、一方でカジュアルなレザージャケットの需要が高まりました。
■1956年
「BRONXジャケット」が誕生。10代の若者層をターゲットにしたアイテムで、当時の若者たちの憧れの存在となりました。
■1960年
『Lewis Leathers』という名前が商法登録される。
■1970年前半
カラフルなジャケットが発表されました。
■1976年
セックスピストルズに加入する前のシド・ヴィシャスが、ジャケットを着用したなどで爆発的にヒットする。
■1970年後半
パンクロックブームの影響もあり爆発的な人気を誇っていましたが、80年代に入りブームが下火となると、ルイスレザーの売り上げも激減していきました。
■1980年代
ルイスレザーは低迷期となります。
■1982年
ニューボールドブラザーズに売却されました。
■1986年
リチャードリヨンに売却されました。
そこでルイスレザー現代表のデリック・ハリス氏は、元代表のリチャード・ライオン氏に声をかけ、ルイスレザーの復活を試みる。
そこで生まれた案が、1960年代から1970年代に発売されたジャケットを復刻版としてリニューアルしたジャケットを販売することでした。結果として、経営戦略は上手くいき、今現在まで続くブランドとなりました。
【モデル】
■LIGHTNING/ライトニング
ルイスレザーのスタンダードモデルのレザージャケット。
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価格:151,800円 |
■CYCLONE/サイクロン
ライトニングと同様でルイスレザーの顔であるサイクロン。
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価格:175,780円 |
■DOMINATOR/ドミネーター
シド・ヴィシャスが着用していたモデル。
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(2018/12/16値下げ)Lewis Leathers ルイスレザーズ レザー ライダース ドミネーター シングルレザー ライダース R2-193535【中古】 価格:120,736円 |
■CORSAIR/コルセア
無駄を削ぎ落としシンプルさこだわったモデル。
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価格:118,965円 |
今回は、Lewis Leathersを紹介させていただきました。
次回もお楽しみに!
ではでは!
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