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どうも皆さん、はりおうです。
今回はTOMMY HILFIGER(トミー・ヒルフィガー)とRALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)が似ているのではないか?という問題にメスを入れて行きたいと思います。
【TOMMY HILFIGER(トミー・ヒルフィガー)とRALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)】
ストリートファッションブームで若者たちから絶大な支持をうけ人気ブランドTOMMY HILFIGER(トミー・フィルフィガー)、そしてP WINGやポロシャツでお馴染みのラルフローレン。
この両ブランドのデザインが1992年頃、凄く似ていた事実をご存知でしょうか?
似ていたのには理由があります。
本日は、この2つブランド以外な接点についてお話しようと思います。
【RALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)とは】
出典:wikipedia
Ralph Lauren(ラルフ・ローレン)は 1939年10月14日生まれで、本名Ralph Rueben Lifshitz(ラルフ・ルーベン・リフシッツ)で、アメリカ合衆国ニューヨーク出身のファッションデザイナーでありラルフ・ローレンの創業者である。
ラルフ・ローレンは、高級スーツ、ポロシャツなどのメンズウェアでその名を知られ、ブルックス・ブラザーズと並ぶアメリカン・トラディショナル(アメトラ)の代表的存在とされている。
1991年にラルフ・ローレンは、若きデザイナーMichael Tapia(マイケル・タピア)を採用する。
当時ラルフ・ローレンに在席していた彼よってデザインされた服が、今回のトミーヒルフィガーのデザインに似ていると問題になったブランドライン達である。
WING FOOT(P WING)
POLO STADIUM 1992
SNOW BEACH
独特のカラーセンスや赤、黄、ネイビーの色彩などが、非常にトミー・ヒルフィガーと似ている事がわかる。
【TOMMY HILFIGER(トミー・ヒルフィガー)とは】
出典:wikipedia
Tommy Hilfiger(トミー・ヒルフィガー)は1951年3月24日生まれで、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身のファッションデザイナー。
TOMMY HILFIGER(トミー ヒルフィガー)はトミー・ヒルフィガーが興したファッションブランドである。
こちらも赤、黄色、ネイビーを主体とした色使いが特徴的で、上記ラルフ・ローレンのアイテムと比較すると非常に色使いなどが似ている事がわかる。
現在もこのカラーを基調したアイテムを展開している。
【何故デザインが似ているのか?】
ラルフ・ローレンが1991年に採用したMichael Tapia(マイケル・タピア)が、夏のバルセロナオリンピックのアメリカ代表チームの公式ユニフォームとしてデザインしたコレクション「STADIUM 1992」は、斬新かつスポーティーな印象を与えるカラフルなデザインで、それまでのラルフ・ローレンのデザインとは一線を画すものであり、一気にラルフ人気が高まることとなった。
これまでに無かった画期的なPOPなデザインは他のブランドにも影響を及ぼした、それがトミー・ヒルフィガーである。
トミー・ヒルフィガーは、マイケルと同じカラーリングを多数模倣し、ラルフ・ローレンよりも安価値段で提供することで人気を集めたのです。
その為、当時ラルフ・ローレンはトミー・ヒルフィガーのことが大嫌いだったという。
トミー・ヒルフィガーが元ラルフ・ローレンのスタッフを集めて、ラルフローレンの顧客に対して「格段に安くラルフローレンに似た製品が買えますよ」と宣伝して成功したこともあり、ラルフ・ローレンはトミーヒルフィガーを「ラルフ・ローレンが買えない貧乏人のためのコピーブランド」と呼んでいました。
ただし、そのラルフ・ローレンも元はブルックス・ブラザーズの店員からスタートしたデザイナーで、ブランド初期は「ブルックス・ブラザーズに手が届かない人のための模倣ブランド」って言われていた過去もあるのです。
今回はTOMMY HILFIGERとRALPH LAURENが似てる理由を紹介させていただきました。
次回もお楽しみに!
ではでは!
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